久しぶりに、ラノベなんて読みました。
銀英伝・・・・ではなくて、
扇 智史「永遠のフローズンチョコレート 」。
ヤンデレ大全で、大絶賛してたので。
くそあらすじ:
主人公はメガネ女子高生。
それでいてシリアルキラーで、街中でこっそり人殺しまくり。
そのうち、殺しても死なない不死身な娘と知り合い、
そいつと彼氏取り合ったり、風呂場でレズレズになったり。
レズりあいながら、包丁で不死身っ娘を解体したり。
なおかつ、「どうせ再生するから記念に」と、手首を切り落として、
冷凍庫に保管。
・・・それ、
何て吉良吉影?
一緒にサンジェルマンのサンドイッチ食べたりするのかしら。
で、最後は眼鏡キラが、バレンタインデーに彼氏にチョコ渡して終了。
不死身っ娘は失踪。
・・・・一応、ハッピーエンドっぽいんだけど、
絶対にこいつらロクな死に方しないなーって感じがプンプン。
構造として、ハッピーエンドがありえない、
あってはいけないというわけですか。
そして、もはやどうしようもない閉塞感と、
もうどうにでもなれといった破滅的な開放感の入り混じった、矛盾とカオス。
成程。
これがヤンデレの真髄か。
勉強ンなったよ。
そういやラノベ久しぶりって言ったけど、
昨日から読んでるA・ホロヴィッツ
「ポイントブランク」だって、荒木飛呂彦イラストだし。
愛読書の夢枕獏「獅子の門」は板垣恵介イラストだし。
広義ではラノベですな。
・・・・しかし、その理屈でいくと、
最近でた、小畑健が表紙を描いた
「人間失格」もラノベになるのか?
まあ、太宰先生はリアルヤンデレだし・・・・